ストアドプロシージャでSharePointファイルのコピー&移動

CopyDocument、MoveAttachmentOrDocumentストアドプロシージャでSharePointサイト内ファイルのコピーするフロー、また、ファイルを移動するフロー作成しました。

CopyDocumentストアドプロシージャでファイルをコピー

SharePointSQLCallコンポーネントでストアドプロシージャを実行できます。

SharePointSQLCallコンポーネントを使用するにはSharePointコネクションが必要なので、先にコネクションを作成します。

SharePointコネクション作成方法
以下のブログを参照してください。
https://scominc.co.jp/blog/2025/12/sharepoint.html

フローの詳細説明

コネクション名:作成したSharePointコネクション名を設定します。

実行する処理:ストアド実行(結果なし)を設定します。

必要に応じて(結果なし)、(結果あり)を選んでください。

SQL文:{call CopyDocument(?SourceFileRelativeUrl?,?DestFileRelativeUrl?)}

SourceFileRelativeUrlにはコピーする対象ファイルの相対パスを設定します。
SourceFileRelativeUrl:/sites/AWRenkeiPublic/Shared Documents/Test/User.txt

DestFileRelativeUrlにコピー先のファイルの相対パスを設定します。
DestFileRelativeUrl:/sites/AWRenkeiPublic/Shared Documents/GraphTestFolder/User_Copy.txt

コネクションのURLにSharePointサイトのベースURLを設定したので、RelativeURLにはベースURL以降の相対パスを設定します。

実行後確認

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MoveAttachmentOrDocumentストアドプロシージャでファイルを移動

SharePointSQLCallコンポーネントでストアドプロシージャを実行できます。

SharePointSQLCallコンポーネントを使用するにはSharePointコネクションが必要なので、先にコネクションを作成します。

SharePointコネクション作成方法
以下のブログを参照してください。
https://scominc.co.jp/blog/2025/12/sharepoint.html

フローの詳細説明

SharePointSQLCallコンポーネントの基本設定

コネクション名:作成したSharePointコネクション名を設定します。

実行する処理:ストアド実行(結果なし)を設定します。
必要に応じて(結果なし)、(結果あり)を選んでください。

SQL文:{call MoveAttachmentOrDocument (?SourceFileURL?,?DestinationFolderURL?)}

SourceFileURLに移動したいファイルの相対パスを設定します。
SourceFileURL:/Shared Documents/Test/ドキュメント.docx

DestinationFolderURLに移動先の対象フォルダーの相対パスを設定します。
DestinationFolderURL:/Shared Documents/GraphTestFolder/

コネクションのURLにSharePointサイトのベースURLを設定したので、RelativeURLにはベースURL以降の相対パスを設定します。

実行後確認