ASTERIA Warpと「Azure Document Intelligence&Kintone&Line」連携

「LINE」から送信された名刺画像を「Azure Document Intelligence API」で解析し、その結果を「Kintoneの名刺管理アプリ」に登録するフローを作成しました。

主に2つのフローで上記内容を実装しました。

webhookFlowWebhookイベントより起動用)

・ユーザーからLineの公式アカウントに名刺画像が送信されるとき、Messaging APIを利用してWebhook URLWebhookイベント送信し、フローを起動する

Webhookイベントリクエストでは直接画像データが送信されない

・名刺画像を取得するために必要な「message_id」をmeisitorokuFlowへ渡す

meisitorokuFlow(名刺画像解析と登録用)

webhookFlowから渡された「messege_id」を利用し、Lineのコンテンツ取得APIから名刺画像を取得する

 Lineコンテンツ取得API:https://api-data.line.me/v2/bot/message/{message_id}/content

Lineコンテンツ取得APIは名刺画像のバイナリデータが返される

・このバイナリデータをAzure Document Intelligence APIへ送信し、名刺画像の解析をリクエストする

 Azure Document IntelligenceAPI:https://Azureのリソース名.cognitiveservices.azure.com/formrecognizer/documentModels/prebuilt-businessCard:analyze?_overload=analyzeDocument &api-version=2023-07-31

Azure Document Intelligence APIから結果取得のため「Operation-Location URL」をレスポンスヘッダーに返される

※すぐOperation-Location URLへリクエスト送信(結果取得のため)すると処理完了してない場合、Statusrunningが返される

※そのため、一旦待ってから「Operation-Location URL」へリクエスト送信すると良い

・「Operation-Location URL」からの結果データ(名刺画像解析データ)をMapperコンポーネントで処理し、Kintoneへ登録

Kintoneへの登録はユーザーから送信された名刺画像も添付ファイルとして登録する

実行結果

一覧データ

詳細データ