ASTERIA WarpとAmazon Web Service S3連携フロー「AWS S3Upload・AWS S3Downloadコンポーネント」

ASTERIA WarpAmazon S3を連携し、汎用バケット内のオブジェクトに対しての操作フローを、AWSS3関連のコンポーネントを使用して作成しました。

AWSS3_Upload_DownloadFlow

AWS S3UploadAWS S3Downloadコンポーネントにより、特定のオブジェクトにデータ追加フローを作成

AWS S3の汎用バケットの既存オブジェクトは直接データ追加できないです。そのため、一旦対象のオブジェクトをダウンロードし、データを追加してアップロードするという手順でデータ追加を行っています。

AWS S3Downloadコンポーネント

「基本」設定

・「コネクションを使用」にはいを選択

・「コネクション名」に対象のコネクションを選択

・「バケット名」に「バケット名」に汎用バケット名を記入

 例:asteria-s3testbucket

・「オブジェクト名」に汎用バケット配下に属する対象のオブジェクト名を記入

 例:AsteriaRenkeiTest/AWSS3Test0304.csv

・「保存先ファイルパス」にローカルの保存先を記入

 例:D:\asteriahome\home\ユーザーAWSS3Test0304_Download.csv

   相対パスもOK

AWS S3Downloadコンポーネント設定

Mapperコンポーネント

・「項目」・「目的」にそれぞれ追加したいデータをマッピングする

Mapperコンポーネント設定

FilePutコンポーネント

・ダウンロードした対象ファイルに直前Mapperコンポーネントより、データを追加

「基本」設定

・「ファイルパス」にダウンロードした対象のファイルパスを設定

 ※AWS S3Downloadコンポーネントの「保存先ファイルパス」に設定した値を設定

・「書込み処理」に「追加」を選択

FilePutコンポーネント設定

AWS S3Uploadコンポーネント

・コネクションに関する内容は省略します

・「アップロードファイルパス」に対象ファイルパスを指定

AWS S3Downloadコンポーネントの「保存先ファイルパス」に設定した値を設定

・「バケット名」に汎用バケット名を記入 例:asteria-s3testbucket

・「オブジェクト名」に対象のオブジェクト名を設定

 ※今回は既存ファイルにデータを追加したいので、「オブジェクト名」に対象ファイル名まで指定

 例:AsteriaRenkeiTest2025022/AWSS3Test0304.csv

AWS S3Uploadコンポーネント設定

Flow実行前のファイル内容

Flow実行後のファイル内容