ASTERIA WarpとSharePointを連携し、ドキュメントライブラリへファイルのアップロード・ダウンロードフローを作成しました。
SharePointSQLCallコンポーネント_ファイルアップロード
FileGetコンポーネント
・アップロードするファイルを読み込む
Mapperコンポーネント
・アップロードするファイル情報を直後のSharePointSQLCallコンポーネントのSQLパラメーターへマッピングする
・FileNameをSQLパラメーターのFileNameへ、FilePathをSQLパラメーターのInputFilePathへマッピングする
SharePointSQLCallコンポーネント
・UploadDocumentストアドプロシージャを使用して、ファイルをアップロード
「基本」設定
・コネクション名:対象のコネクション名を選択
※コネクション作成時に、サイトのURLを記入したので、そのサイトへファイルがアップロードされる
例:URL:https://example.sharepoint.com/sites/テストサイト
この場合、テストサイトのドキュメントライブラリにファイルがアップロードされる
・実行する処理:ストアド実行(結果なし)
・SQL文:{ call UploadDocument(?RelativeUrl?,?InputFilePath?,?FileName?,?Overwrite?)}
「SQLパラメーター」設定
・ストアドプロシージャを呼び出すとき、引数として設定したパラメーター名を設定
・RelativeUrl、InputFilePath、FileName、Overwriteを設定
・RelativeUrlの値にShared Documentsを設定
・Overwriteの値にtrueまたはfalseを設定
・InputFilePath、FileNameはMapperコンポーネントからマッピングされる
実行結果
*********************************
SharePointSQLCallコンポーネント_ファイルダウンロード
Mapperコンポーネント
・ダウンロード先のパス、ファイルの完全なURLをマッピング
・ダウンロード先のパス(C:/MSP.xlsx) により、Cの直下にファイルダウンロードされる
・ファイルの完全なURLにより、Shared DocumentsのMSP.xlsxファイルをダウンロードする
SharePointSQLCallコンポーネント
・DownloadDocumentストアドプロシージャを使用して、ファイルをダウンロード
「基本」設定
・コネクション名:対象のコネクション名を選択
・実行する処理:ストアド実行(結果なし)
・SQL文:{ call DownloadDocument (?File?,? Library?,?RemoteFile?)}
「SQLパラメーター」設定
・ストアドプロシージャを呼び出すとき、引数として設定したパラメーター名を設定
・File、Library、RemoteFileを設定
・Fileにダウンロード先のパスを指定
例:C:/MSP.xlsx
・LibraryにShared Documentsを設定
・RemoteFileにライブラリへの相対パスまたはファイルの完全なURL を設定
例:完全なURL:https://example.sharepoint.com/sites/テストサイト /Shared Documents/MSP.xlsx
例:ライブラリへの相対パス:MSP.xlsx
実行結果
追記
SharePoint リストから添付ファイルをダウンロード
特定リストのアイテムから添付ファイルをダウンロードしたいときは、DownloadAttachmentストアドプロシージャ使用する
{ call DownloadAttachment(?File?,?RemoteFile?)}
SharePoint リストに添付ファイルを追加
特定リストのアイテムから添付ファイルを追加したいときは、AddAttachmentストアドプロシージャ使用する
{ call AddAttachment(?ListTitle?,?ItemId?,?FileName?,?InputFilePath?)}