ASTERIA WarpとSharePointを連携し、特定サイトのリストにアイテムを追加、更新、削除フローを作成しました。
3つのフローに分けて説明いたします。
1.ABCリストにアイテムを追加フロー
Mapperコンポーネント
・追加するアイテムに関する情報をマッピング
※Mapperのストリームフィールド定義は直後のSharePointPutコンポーネントの「テーブルとフィールドの設定」の「フィールド名」チェックによって反映される
・タイトル:任意の名前(今回は連携テストにする)
・パス:対象リストのURL 絶対パス、相対パス両方Ok
例:https://example.sharepoint.com/sites/テストサイト/Lists/ABC
例:/sites/テストサイト/Lists/ABC
・備考と概要は入力しても、しなくてもOK
SharePointPutコンポーネント
・SharePointPutコンポーネントをダブルクリックし、「テーブルとフィールドの設定」画面を表示する
・特定のリスト(今回ABCというリスト)にアイテムを追加するために必要なフィールド名にチェックをつける
テーブル名:ABC
フィールド名:タイトル、パス、備考、概要
タイトルとパスは最低限必要となるフィールドです
※テーブルで表示される項目は各リストの構成によって異なる、今回の備考と概要はSharePointのGUI画面上の「列の追加」で追加 したものです。
※チェックされたフィールドはストリームのフィールドに定義される
・「基本設定」
コネクション名:テストサイトにアクセスするために作成したコネクション名を選択
実行する処理:Insert
テーブル名:「テーブルとフィールドの設定」により反映される
例:テーブル名:REST.ABC
その他の設定はデフォルトのままでOkです。
実行結果
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2.ABCリストのアイテムを更新フロー
ABCリストの連携テストアイテムの備考と概要の内容を更新する
SharePointGetコンポーネント
・SharePointGetコンポーネントをダブルクリックし、「SQLビルダー」を表示
・対象のABCテーブルを真ん中の枠に表示
・タイトル、IDとパスにチェックを付ける
・SQLビルダーのパラメーターを定義して、「連携テスト」の情報だけが取得できるようにする
例:パラメーターのフィールド名:Title、初期値:連携テスト
例:SELECT タイトル,ID,パス,名前 FROM REST.ABC A WHERE タイトル = ?Title?
Mapperコンポーネント
・更新するアイテムに関する情報をマッピング
※Mapperのストリームフィールド定義は直後のSharePointPutコンポーネントの「テーブルとフィールドの設定」の「フィールド名」チェックによって反映される
・IDとパスはSharePointGetコンポーネントの出力フィールドとマッピングする
・備考:更新したい内容を入力 例:20250116(木)更新テスト
・概要:更新したい内容を入力
例:AsteriaWarpと連携してSharePointのABCリストのアイテムを更新
SharePointPutコンポーネント
・SharePointPutコンポーネントをダブルクリックし、「テーブルとフィールドの設定」画面を表示する
・ABCテーブルの備考、概要、IDにチェックを付ける
※チェックされたフィールドはストリームのフィールドに定義される
・「基本」設定
コネクション名:テストサイトにアクセスするために作成したコネクション名を選択
実行する処理:Update
テーブル名:「テーブルとフィールドの設定」により反映される
・「入力」設定
フィールド名IDの「キーにする」項目の値を「はい」にする
その他の設定はデフォルトのままでOkです。
実行前
ABCリストにアイテムを追加フローで追加された状態のままです。
実行結果
備考と概要の内容が更新されている
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3.ABCリストのアイテムを削除フロー
SharePointGetコンポーネント
・2.ABCリストのアイテムを更新フローの内容と同じなので省力いたします。
Mapperコンポーネント
・削除したいアイテム情報をマッピング
SharePointPutコンポーネント
・SharePointPutコンポーネントをダブルクリックし、「テーブルとフィールドの設定」画面を表示する
・ABCテーブルのID、パスにチェックを付ける
※チェックされたフィールドはストリームのフィールドに定義される
・「基本」設定
コネクション名:テストサイトにアクセスするために作成したコネクション名を選択
実行する処理:Delete
テーブル名:「テーブルとフィールドの設定」により反映される
・「入力」設定
フィールド名IDの「キーにする」項目の値を「はい」にする
その他の設定はデフォルトのままでOkです。
実行結果
連携テストアイテムが削除される