ASTERIA WarpとMicrosoft Active Directory連携_LDAPWriteコンポーネント& LDAPDeleteコンポーネント

LDAPコンポーネントでASTERIA WarpMicrosoft Active Directoryを連携し、ユーザー情報更新&ユーザー削除フローを作成しました。

LDAPWriteコンポーネントにより、LDAPユーザー情報更新フロー

FileGetコンポーネント

・ユーザー情報を更新するため、準備していたファイルを読み込む

・ファイルの中身(sAMAccountName、mail、telephoneNumberを更新する)

<LDAPRecord name="CN=1227ldap">
 <LDAPAttribute name="sAMAccountName" value="aldaptestuser1"/>
    <LDAPAttribute name="mail" value="ldaptestuser4@gamil.com"/>
    <LDAPAttribute name="telephoneNumber" value="090202501063"/>
</LDAPRecord>

CN=1227ldapのユーザー情報を更新する

LDAPAuthコンポーネント

・ユーザー認証を行う

・「基本」の「コネクション名」にこのブログで作成した、JNDIコネクションを使用

・「ストリーム」のフィールド名を以下写真のように定義する

ADユーザーに対して何らかの操作を行う前、LDAPAuthコンポーネントで認証が必要

LDAPAuthコンポーネントのフィールド定義

LDAPWriteコンポーネント

基本設定

・「検索の起点」にCNUsersを設定

・「上書き処理」に属性を置換を設定

・フィールド名は決まりのXML形式に従って定義する

・直前のLDAPAuthコンポーネントでXML形式のフィールドが定義されている場合、この内容が反映される

LDAPWriteコンポーネントの基本設定

実行結果

sAMAccountName、mail、telephoneNumberが更新されている

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LDAPDeleteコンポーネントにより、LDAPユーザー削除フロー

LDAPAuthコンポーネント

・ユーザー認証を行う

・「基本」の「コネクション名」にこのブログで作成した、JNDIコネクションを使用

LDAPDeleteコンポーネント

基本設定

・「検索の起点」にCNUsersを設定

・「レコード名」に対象ユーザーのCNを設定

 例:CN2025 test

LDAPDeleteコンポーネントの設定

実行前のADユーザーとコンピューター

実行後ADユーザーとコンピューター

LDAPDeleteコンポーネントのレコード名に設定した、2025 testユーザーが削除される