ASTERIA Warpのフローで先月の情報を取得する場合、毎月手動で実行することもできますが、実行設定を使えば自動で毎月決まった日時でフローを実行させることができます。
(先週の記事「ASTERIA Warpを使って、電子錠Sesameから開閉情報の取得とレコードの抽出。」のように毎月決まった日時に実行したいフローを想定しています。)
設定方法
毎月決まった日時で実行させたいフローをツリー表示から選択して、「実行(R)」→「実行設定」→「毎月実行」の順番でクリックします。
実行設定のウィンドウが表示され、左側のツリー表示では「タイプ別」タブから「毎月実行されるスケジュール」が選択された状態になります。
※最初に「毎月実行されるスケジュール」を設定する場合は、基本設定の名前にデフォルトでSCH0001が入っています。
※登録された「毎月実行されるスケジュール」は画面左側のツリー表示から選択できます。そこから設定を変更できます。
- 基本設定
- 名前と説明は任意で入力してください、説明は空欄でも構いません。
- 名前と説明は任意で入力してください、説明は空欄でも構いません。
- 処理フローの設定
- フローは選択済みになっていますが、右側の「選択」ボタンから変更できます。
- 実行モードと実行ユーザーは通常/空欄の、デフォルトのままで構いません。
- 開始・終了時間の設定
- ここで開始日時と終了日時を設定します。終了条件を「なし」に設定した場合は終了日時は選択できません。
- ここで開始日時と終了日時を設定します。終了条件を「なし」に設定した場合は終了日時は選択できません。
- スケジュールの設定
- 実行する日付・時間と休日時の処理を設定します。フローを実行させたい日時を設定してください。
- 実行する日付・時間と休日時の処理を設定します。フローを実行させたい日時を設定してください。
- ステータス
- 実行回数などが表示されます。ここは編集できません。
設定が完了したらウィンドウ下部の「登録」ボタンを押して設定を登録します。
実行例
マッパーの中のconstを使って定数をファイルの中身として出力する簡単なフロー作成しました。これを使って、フローが自動で実行されるのかを確認します。
実行設定は上図のSCH0002なので、2024/11/15の16:55:00にファイルが出力されることを確認します。
ファイルが設定した日時に出力されていることが確認できました。マッパーとFiePutの設定、出力されたファイルの中身も掲載します。
マッパーの設定
FilePutの設定
出力されたファイル