ASTERIA WarpとGit連携 その②

今回はフローデザイナーで作成したファイルをGitHubでバージョン管理する流れをご紹介します。

※FSMC(管理コンソール)で「バージョン管理設定」を行ったあと、ツリーペインとファイルペインの表示が切り替わる

バージョン管理対象としては

ファイルペイン任意の形式のファイル

ツリーペイン→ロジェクト、関数コレクション、外部変数セット、ストリーム定義セット

バージョン管理したいファイルを確認(まだ作成してない場合は、作成してください)

「?」が表示されている 未管理。バージョン管理で管理していない状態」を指す

 自分の場合→0926GitHubTestの以下のファイル

バージョン管理設定後ファイルペインとツリーペインの表示
「未管理」マークのファイルの「バージョン管理」の状態を確認

「未管理」状態の対象ファイルをバージョン管理するためには、「追加」をする必要がある 

 ファイルを右クリック→バージョン管理→追加
 追加画面の「状態」を確認すると管理外になっていることがわかる

 追加画面が表示対象ファイルかを確認してOKをクリック

 追加成功画面が表示→OKをクリック

 ※追加されたら、対象ファイルのマークが追加状態のマークに変わるかを確認

 ※追加だけではGitHubのリポジトリに反映されない、そのため③作業を行う

追加画面

③GitHubへコミットをする

 対象フォルダを右クリックバージョン管理→コミット

 コミット画面表示→メッセージにコミットメッセージを入力→OKをクリック

 コミット完了画面が表示→OKをクリック

 ※1回目のコミットなので、「状態」は追加になっている

コミット画面

④GitHubにログインし、対象のリポジトリにコミット内容が反映されるかを確認

 正常にコミット内容が確認できたらOKです。

 以下の画像で対象のリポジトリに「0926GitHubTest」フォルダが1回目コミットされているのを確認できる

コミット内容がGitHubリポジトリに反映

➄Asteria Warpのフローデザイナーのツリーペイン、ファイルペインに対象のファイル、フォルダを確認

 コミット後、対象フォルダ、ファイルが「編集可能。ロックが必要ないファイル。」のマークに

 切り替わっているのがわかる

 ※以下のマークが表示される場合は、「ロック取得」が必要なく、編集できる

コミット後表示マークが変わる

●コミット後マークについて

コミット後、対象作成物に「読み取り専用」マーク、また、「編集可能」マークが表示される

「読み取り専用」マークが表示される作成物を編集したい場合は「ロックを取得」が必要

「編集可能」マークが表示される作成物を編集したい場合は「ロックを取得」が必要なく、そのまま編集できる

●ロックについて

ロック取得

対象の作成物を右クリック→バージョン管理→ロックを取得

ロック取得画面表示→メッセージ入力(任意)→OK

ロック取得成功画面表示→OK

ロック解放

対象の作成物を右クリック→バージョン管理→ロック解放

ロック解放画面表示→メッセージ入力(任意)→OK

ロック解放成功画面表示→OK

今回はファイルのバージョン管理をご紹介しましたが、プロジェクト(Flow)に対してのバージョン管理もほぼ同じ流れになります。