ASTERIA Warp パラレル処理

本日はAsteia Warpでフロー作成時に重要な機能となるパラレル処理についてご紹介します。

パラレル処理とは

分岐ではなく、複数の処理を並行して実行したい時に使用する機能

パラレル処理を行うには特別なコンポーネントは必要ない

以下フローの流れとしては、FileGetでファイルを読み込んだ後、項目ごとに2つのファイルを出力するパラレル処理を行っている

※パラレル処理は並行して処理を行うといいつつも、厳密に言えば、並行より順序で実行されることになる

以下の図により赤枠で囲んだ1と2は実行される順番になります

実行順序は変えることができる

パラレル処理が開始する直前のコンポーネントで右クリックを押す、メニューから「実行順序の並べ替え」を押し、上矢印、下矢印で順番を変えることができる

パラレル処理ではファイルの出力だけではなく、以下のように複数読み込んだファイルの中身を確認するなども実現できるのですごく便利な機能だと思います。