ASTERIA Warp_フロー変数
実行中のフローでのみ設定・参照ができる変数でフロー終了までの間、値が保存されます。
メインフローだけでなく、サブフローが動いている間も有効です。
設定されているフローの開始時に初期化されます。
フロー変数の設定方法
初期設定では、フローデザイナー画面の右下にある「変数ペイン」のフロー変数タブで設定する。
「フロー変数」タブで設定できる項目は次の6つ
- 変数名:他のフロー変数と区別するために必要な変数の名前を設定する。画像では「テスト変数」。
- データ型:フロー変数に格納する値の型を設定する。画像ではStringなので文字列として値を格納する。
- 初期値:フローの開始時に設定しておきたい値があれば、初期値として設定できる。画像では「開始時の値」。
- 公開:チェックを入れると、外部から値を受け取れる。トリガーから値を受け取ったり、サブフローで値を受け取ったりできる。
- 変更:チェックを外すと、フローの中で、このフロー変数の値を変更できなくなる。(初期値を設定するとフロー終了まで定数として扱える)
- 説明:このフロー変数の説明を書くことができる。入力してもしなくても変数の動作に影響はない、コメントを書ける。
フロー変数の扱い方
マッパーコンポーネントでフロー変数を扱うことができる。
フロー変数を設定したしたフローでは、マッパーコンポーネントをダブルクリックすると表示される画面で他の値と同じようにフロー変数が表示されるので、矢印を引くことによって値を受け取ったり渡したりすることができる。