ファイルの権限を確認するコマンド
ls -l
lsにlオプションをつけたコマンドで、コマンドを実行したディレクトリのファイル一覧が権限付きで表示されます。
llと入力しても同じ結果になります(こちらの方が早く入力できる)
コマンドを実行すると下記の画像のような形で表示されます。
例:ls -lもしくはllを実行すると、下記の画像のように表示されます。
最も左の欄に権限、最も右の欄がにファイル名が表示されます。
上記の画像の場合、file1からfile4までの権限は-rw-r--r--になっていることが確認できます。
権限の読み方は左端から
- 1文字目:ファイルの種類
- 2~4文字目:所有者の権限
- 5~7文字目:グループに所属しているユーザの権限
- 8~10文字目:その他ユーザの権限
1文字目のファイルの種類には通常のファイルなら「-」、ディレクトリなら「d」と入ります。
2文字目以降の権限にはそれぞれrwxの順番で権限があるならアルファベット1文字が入り、ないなら「-」が入ります。
-rw-r--r--から読み取れる内容は、左端から
- 1文字目:ファイルの種類(-:通常のファイル)
- 2~4文字目:所有者の権限(rw-:所有者は読み込みと書き込みができる)
- 5~7文字目:グループに所属しているユーザの権限(r--:グループに所属しているユーザは読み込みだけできる)
- 8~10文字目:その他ユーザの権限(r--:その他ユーザは読み込みだけできる)
となります。
ファイルの中身を検索するコマンド
fgrep 検索する文字列 検索するファイル
ファイルの中から、指定した文字列を検索できます。
例:fgrep mokuhyou mojisagasufile
上記のコマンドでmojisagasufileからmokuhyouを検索できます。
mojisagasufileにはあらかじめ以下の内容を入力しています。
mokuhyou
mojiwo_sagasu_mokuhyou
mokuhyou_wo_tateru
このように検索対象の文字が、赤文字で表示されます。