マッパーコンポーネントの文字列関数について

マッパーコンポーネントの文字列関数にある使用頻度の高い5つの関数をご紹介します。

1.const(文字列定数)

 固定値をセットしたいときに使う

 データプロパティに任意の文字列を設定する


2.concatenate(文字列を連結)

 複数の文字列を連結して1つの文字列にしたいときに使う

 入力コネクタに入力された順番に連結され、出力コネクタから連結文字列が出力される

 入力が空文字又はnullの場合は区切り文字を出力するかどうかを入力が空の場合プロパティに設定する


3.Embed(文字列をフォーマット)

 指定した文字列の中に入力の値を埋め込みたいときに使う

 データプロパティの入力値の埋め込みには下記の2つの書式を使う

 ・${inputN}

 ・$inputN


4.Trim(文字列の両端の空白を削除)

 文字列の両端の空白を削除したいときに使う

 削除する位置プロパティに削除したい位置を指定

 ・両端の空白を削除したい場合→両端 [Both] 

・左端の空白を削除したい場合→左端 [Left]  

・右端の空白を削除したい場合→右端 [Right]


5.ExtraString(文字列を検索して、その位置からの部分文字列を取得)

 指定した文字列を検索し、一致した位置の右側または左側の文字列だけを取得したいときに使う

 検索文字列プロパティ→検索したい文字列を指定

 検索方向プロパティに検索方向を指定

・先頭から末尾に向かって検索をしたい場合→先頭から[Left]

・末尾から先頭に向かって検索をしたい場合→末尾から [Right]

取り出す方向プロパティに取得する方向を指定

・一致した文字列の左側を取得したい場合→一致文字列の左側 [Left]

・一致した文字列の右側を取得したい場合→一致文字列の右側 [Right]