自分の環境で変更したファイルが、リモートリポジトリに反映されるまでの大まかな流れ
自分の環境(ワークツリー)からリモートリポジトリにファイルが反映されるまでの流れは、大まかには以下の通り。
①ワークツリー:以降の②~④で使う編集したファイルの中身を置いておく場所。ここでファイルの編集を行っても構いません。
ここにあるファイルをgit addコマンドでステージングエリアに登録する。
②ステージングエリア:③ローカルリポジトリにコミットするファイルをここに置く。①ワークツリーで複数の作業をした場合でも1つの作業ごとにコミットしたいので、その場合はgit add ファイル名でファイル名を指定してここに追加する。
ここにあるファイルをgit commitコマンドで③ローカルリポジトリに追加する。git logコマンドでgit commitコマンドの履歴を確認できる。
コミットの内容を後から確認できるようにgit commitする際は、-mのオプションをつけて具体的な内容をメッセージとして残しておく。
③ローカルリポジトリ:自分の環境内に作成しているリポジトリ。git commitコマンドを実行して、②ステージングエリアの変更されたファイルをここに持ってくる。できるだけ1つの変更ごとにコミットする。
「git remote add リモートリポジトリ名 リモートリポジトリのURL」コマンドで③ローカルリポジトリと④リモートリポジトリを接続する。
例:git remote add origin https://○○.com/○○/○○.git(orginとはgitがリモートリポジトリに自動で付ける名前なので、originにする。)
git remote addの設定が完了したら、「git push プッシュ先のリモートリポジトリ名 プッシュ先のブランチ名」コマンドでローカルリポジトリの内容をリモートリポジトリに送信する。
※ファイルを消してもgitの管理からは外れない。gitで管理したくないファイルは.gitinoreファイルにファイル名を書くことで管理の対象外になる。
※1回git commitしたファイルをgitの管理から外したい場合、git rmコマンドで外せる(このコマンドではファイルも一緒に消える)。
git rm --cached ファイル名で、ファイルは残しつつgitの管理から外れる。