今回はASTERIA WarpでフローをURLトリガーで呼び出して、ブラウザ上で結果の確認するとき、エラー処理フローで呼び出されるHTMLファイルの内容が文字化けになったときの対策方法を紹介します。
結論から言うと、文字化けになった理由は出力エンコーディングの値とHTMLファイルに設定した文字コードが正しく設定されていないからです。
対策方法としては……
まずはフローデザイナーの対象となるコンポーネントのストリームペインタグを開き、ストリーム型の値と出力エンコーディングの値を確認します。
その後、対象のHTMLファイルの文字コード設定された箇所を確認します。
1.HTMLファイル内での文字コード設定を確認
上記の写真には文字コードをUTF-8に設定しており、それは文字化けになる原因の一つです。
対策方法としてはフローデザイナーのストリームペインの出力エンコーディングの値と同じ文字コードを設定します。
2.画面の右下(VScodeの場合)にあるエンコードの選択を確認
上記の写真にはUTF-8になっており、それも文字化けになる原因の一つです。
対策方法としてはフローデザイナーのストリームペインの出力エンコーディングの値と同じ文字コードを設定します。
3.文字コードの設定を変えるときHTMLファイル内で文字が下記のようになる場合は書き直して再度保存してください。
ブラウザ上のフロー動作確認で文字化けになったときは、この流れで確認してみてください。
おまけ
エラーが発生した際は下記の順番でエラー処理が呼び出されます。
・エラーが発生した場合は各コンポーネントの特定のエラー処理フローが呼び出される
・特定のエラー処理フローが設定されてない場合、コンポーネントの汎用エラー処理が呼び出される
・汎用エラー処理が設定されない場合、フロー全体のエラー処理が呼び出される
・フロー全体のエラー処理も設定されていない場合は、そのフローは異常終了となる