インストールが終わったら、モニターの追加を行います
CEPHは、分散ストレージのため、「現状」を認識しているモニターが必要です。
差異が発生した場合、モニター同士で状況を確認し、多数決で少数派のモニターたちに自分の状況を上書きます。
初期設定の時、モニターを一つ設定しましたが、多数決を決めるためには最低3モニターが必要です。あら、寄寓にも3ノードあるので、全部モニターにしますww
モニターセクションに行って、作成
ホスト選択
作成
ガチャガチャ
完了画面、、、えっ、なし?
まぁ、モニター増えてるからいいか
これで3台目も。。。
よし、これでモニターは完成
次は実際ストレージが入る「OSD」を設定
その前に…
ひとつバックグラウンド情報
cephは昔、xfs等のファイルシステムの上にファイルをまいて成り立っていました。journaling等が何重に働いて、遅かったです。
したがってbluestoreと言うシステムが出来ました。oracleデータベースがパーテーション一つ使うってやつです
bluestoreはデバイス一つかっさらって来ます(ハードディスク一つよこせと)
で、貧弱なHDDを与えた場合、metadataなど、journalなどを書き込むデバイス(SSD)をもう一つ設定できます。
CEPHでは、「1TBに40GBは持とう」と言われるくらい重要だそうです。
しかし標準では1GBしか設定されません。
今回、SSDの余ってる領域をすべて使うことにしました。
したがって、どのサイズが適切かを確認し、CEPH設定ファイルを修正します。
この設定をしない場合、下に続いてください
て事でホストマシーンにssh!
今回のテスト機は3機とも2TBのハードディスク(sda)と256のSSD(sdb)を搭載しており、ProxmoxはSSDの最初の60GB以外を空けています。
sdbの状態です
x512で176170819072バイト。このサイズを設定します。
nano /etc/pve/ceph.conf
このファイルの[global]に書き込みます
bluestore_block_db_size = 175631834624
bluestore_block_wal_size = 175631834624
保存はCTRL-X → Y → エンター
ジャーナルようディスクはSSDの「/dev/sdb」(sdbを別に使う場合は無視)
bluestoreはチェック
ポチッと
作成されました!
さて、他2ノードのOSDも作成しましょう!
左側の「ノードID」を選択するのもよし、別のノードに直接ブラウザ向けるのもよし!
OSD作成(省略)
さて、3OSD出来ました。
長くなってきてこの記事もこわしたくないので、次の記事にします