さてさて、Proxmoxをインストールしました、アップデートしました。
いよいよ使ってみましょう!(やっとかよ!w)
まず、健在なクラスタを作るためにはマシーンが3台あった方がいいです。なぜ3台?多数決がとれるからです。
Proxmoxクラスタは平等マシーン同士で行われるので、マスターなし構成です。したがって状態に差異が発生したときには、多数決によって状態の復旧を行います。二つのノードだけだと、どっちが正しいのか側からないので、最低でも3ノード用意しておく事が必要です。
インストールされたマシーンのネットデータです
マシーン名 | アドレス |
test1 | 192.168.202.161/24 |
test2 | 192.168.202.162/24 |
test3 | 192.168.202.163/24 |
全マシーン、SSDとHD搭載で、OSをSSDに突っ込み、HDDをCEPHに捧げる予定です。
始める前に、注意すべき点が二つあります:
- 複数のノードを同時に参加させたとき、なぜかクラスタが死にました。クラスタ参加は一ノードずつ行いましょう。
- 一つのサブネットで複数のクラスタを構築したい場合、別のクラスタ名を設定する必要があります(でないとクラスタが死んでしまうみたいです)
で、取りあえずtest1にクラスタの初期設定を行いましょう
ログインして、「データセンタ」→「クラスタ」
スタンドアローンモード(Ghost in the Shell anyone?)なので「クラスタを作成」を押します
クラスタ名を設定します。
「作成」ボタンを押すと
(多分キーの反映などで色々再起動したりして強制ログアウト扱いになってしまうんでしょう)
ここで一つ注意:このままログインしようとしてもできません。
一回ページをガチリロードしてください(多分SSLキーが変わったのでまたエラーが出てくると思います。)
再度ログインしたら、「クラスタ作成」ボタンはグレイアウとされており、「Join情報」が押せます。
クラスタ名も表示されるようになり、ノードリストに一つノードが鎮座している状態になります。
「コピー情報」(多分「情報コピー」の間違え)を押します。この情報を他のノードにペーストしてこのクラスタに参加させます。
「test2」ノードに入ります
大きいボックスに「test1」でコピーした情報をペーストします。そうすれば他のフィールドも記入されます
唯一記入されないのが「パスワード」フィールド。
これは「test1」のルートパスワードです(ログインする時に使っているやつ)これは手書きで記入します
「Join」!!
このモーダルも、残念ながら完成をみることはないでしょう。。。
なぜならクラスタ作成と同じで、SSLキーなどが代わり、強制ログアウトされてしまいます。
適当な時間(一分間?)待ちましょう。(そんなに待つ必要は絶対ないが、ある程度の余裕を持ちましょう)
「test1」のサーバーでクラスタ画面をみたら、ノードリストに「test2」が乗っているのが見えます。大体これでクラスタ参加成功です。
確認のために「test2」にサイログインして(ページの再読み取りをお忘れなく)クラスタ画面をみると、あら、ふしぎ、「test1」と同じ状態に!
以後、「test1」と「test2」のサイトは同じものが表示されることになります。
これでクラスタ完成です!
次はいよいよCEPHに入ります!